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こんな記事って大好きなアタシ!
雅で知的な京の風流人たちは九世紀初めのころより観桜の記録をつけており、繋ぎ合わせれば1200年間の気象データベースにもなりうる。
けだし継続はチカラだし蓄積は文化
しかしなあ...
これまでの記録の最早開花日は三月二十七日だそうであり、1612年の記録を四百年ぶりに更新し、環境少女的な物言いをすれば、自然が温暖化の警鐘を鳴らしている....のかしら?
実は斯様なデータベースを作るのは困難を極める筈。どの程度文献批判を厳密にやったのかを検証しないとなんとも言えない。
京都界隈の観桜の期間は結構長い。アタシの感覚だと一か月程度満開が楽しめる。つまり「どの場所か」が非常に大事。
今ほどではないにしても、種類により開花時期が変わる事は自明だが、どの程度偏差があるかはあまり知見がないのでこのくらいで。
暦法の差異を補正する必要がある。
太陰太陽暦と太陽暦には最大二か月程度のズレがある事は周知だが、太陰太陽暦だって暦法が何度か変わっているし、変わったことを知らずに....いまでも平成32年をみかけるようなもの。統一した暦法に正しく置き換えるって大変な作業。
一応学者の論文だからその辺りはちゃんと評価分析をした筈だが....このNWJの記者はちゃんと査読した風には見えない書きっぷり(^.^)
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