平安初期の大和物語収録のあるエピソード
みかどが大切にしていた鷹を逃してしまった部下。畏れながらと事態報告をするが、みかどはなにもおっしゃらない。
しばらくして...いはで思ふぞ言ふにまされる
これはうたものがたりですから、、下の句だけで上の句はもともとなかった。後世に誰や彼やが上の句をひねり出した云々で短いお話は終わるのです。
いったい何がいいたいマクラなんだろう(^.^)
拳を突き上げ
目ん玉三角にして
口角泡を飛ばし
大声で罵声を.....断固反対!徹底粉砕!怒りの鉄槌を!
本気で本当の怒りや哀しみは言葉にならないものなのよ。みんなの前で叱責罵倒...なんて実はあんまり応えない。静かに諭す様にお叱りをうけると...ググッとくるものなの。
だから国会論戦とやらもアタシには狂言だかパフォーマンスにしか見えない。
今日の映画は、池田暁氏の私的な映像作品
予備知識は皆無
主な若手の役者さんもまず知らない。
クセのある個性的な脇役陣はよく知ってますし、彼らがなんとも言えない映像空間を支えています。
どんな話かと言うと....
↓
優れて極私的な「反戦」映画です。
人が死んだり、血が流れたりする訳ではない。
理不尽が正義となってまかり通る訳でもない。
軍隊や戦争という非日常的なものが日常的になり、
市民的な日常の生活が非日常性を帯びている。
ある意味で実に恐ろしい世界です。
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