いかなる提言、主張であろうと表現と言論の自由によりそれは保障されるし、その賛否は選挙なり投票の民意が決める事。
しかしながら、法体系的な基本「公理」すら無視されてはお話にならない。
気鋭の憲法学者は「怪文書」と嘲笑まじりに切って捨てたが、浅学菲才の似非法学士はもう少しどぎつく(^^)
参議院選挙では三番手につけて躍進中らしいが、その程度の連中にかなりな主権者が心情的に寄り添うとは、、、実に恐ろしいはなしだ。
各条毎に批判するのも煩雑ですから、この一点だけ。
憲法改正は改正手続に齟齬が無ければなんでも出来るという解釈もあるが、一般的には「限界説」が通説。現行憲法のコアコンピタンスあるいはプリンシプルは改定出来ない。
現行憲法のプリンシプルは「国民主権、基本的人権の尊重、三権分立、平和主義」等に代表される。
この創案は、あちこちでその原理から逸脱しており、そもそも論じるに足りない。
ならば、この創案の実現は絶対的に不可能か?といわれれば「八月十五日革命説」、、、宮沢俊義先生がとくように「革命を起こし政体をぶち壊せば」可能性はあります(だから、旧憲法から新憲法への移行は屁理屈がつくのです)
参政党の本気度なんてどの程度だか分からないが、仮にホンキならば、暴力行為の有無はさておき、朝憲紊乱(国の統治機構を破壊し又はその領土において国権を排除して権力を行使しその他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱すること)なる「革命なり内乱」をやるっていう政党だという事なんですよ
市議会議員の頃、友人の紹介で3人会食したことがあります。
返信削除民度が低下すると、教養(特に歴史観)がなく威勢のいい言説が市井の人に響くのはどこの国も同じ。世界中が明らかに新自由主義の転換期に入ったので、決して侮れません。治安維持法からちょうど100年。安穏とした日々がキナ臭くなってきましたね