2025年7月26日土曜日

薫香かすかに清らか

 


歴博は大混雑、、、と予想外だが、大半はお隣の国営放送局の見学者だった。


残念ながら大阪歴史博物館展示の蘭奢待はレプリカです。

しかし、本物は恒例の秋の正倉院展で今年公開されます。本当に久方ぶりだし、その次って、、、余命に自信があればとにかく、絶対に今年に行かないと、、、、

今回の大阪の展示は、秋のほんちゃんの前振りみたいなもんで、再現された薫香もまた然り。



当時の侍従は「薫煙芳芬として、行宮に満ちた」云々と明治帝が切り取った蘭奢待の薫香のさまを書き残している。

実際に香りを聞いてみましたが、、、香気軽く清らかにして誠に微か、、、とまあ先人の記録を引用するにとどめます(天下の名香らしいが、アタシには分からない)


ふと思いついたのですが、、、やはり!


初回限定品として市販されています。

調合師は同一かどうかは明らかではないし、薫香と同じ香水かどうかは?

でも、薫香の再現というプロジェクトとまったく無関係ではなかろう。

残念ながら売れ行きはさほどのことはなく、、、値引きして通販中

因みに、50mlで一万円弱(天下の名香の再現にしては安過ぎるなあ)


だったら、これを機にミュージアムグッズの逸品として大々的に販売すれば良いのに、、、

欧米の名だたる美術館のグッズは豪華絢爛だし、気品あるファッショングッズもあるし、、、この辺りの文化度たるや倭國は著しく見劣りがします。

無論お値段も、、、、アタシがアムステルダムで買ったフェルメールの複製画(原寸大だが微妙にサイズカットしている)はクレジット払いだったが、かなり度胸がいりました



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