青春とは・・・・
部活に汗と涙を流し
疑似恋愛にうつつを抜かし
不登校なヤンキーの真似事
・・・何ていうのが物語の定番。
いわく・・・「等身大の君達を描く」・・ってアホたらしい(笑)
打ち込む対象は様々なれども、演劇は珍しい。
コーラスあるいは音楽はままあるが・・・
離島に赴任してきたちょっと陰ある代用音楽教師って言われると
今様「二十四の瞳」ですなあ。
ポスターを見るに、ガキが十二人写ってます。
涙腺刺激性青春映画なんか、あざといし苦手な部類・・・
アラカルトでは絶対に売れないプレートを、コース料理に仕立て上げても
猫マタギだと思うのですが、どうして人気があるのでしょうか?
かの「歌姫」が楽曲を提供したんだから、なんか「取り柄」があるのでしょうが、
なんとも、今度は、集団主演作で、演劇ガールズをやるのですよ(笑)
ろくに演技のできないガキタレをいくら集めても、センターにはならない。
実のところ、演技のできる大人が本当のセンターってことで、かろうじて映画らしくなっている。
もっとも、天才ピアニストのなれの果てって言う以上、
もうすこしピアノらしく弾いてもらわないと・・・ねえ。
しかし、元学生演劇の女王って触れ込みは、さすがさすが。
舞台稽古の凄さは、蜷川幸雄さんを思わせる。
なにが理由で、演劇を離れ、田舎高校の美術教師をやっているのかは語られない。
しかし、不器用なガキどもが、忘れていた情念に火をつけてしまった。
実のところ、この映画は、黒木華が主役だと思ってみれば、
そうバカにしたものではない。
黒木の出番以外は居眠りをしておれば、名作だと勘違いする(笑)
片や、アンジェラアキの名曲の映画化なんですが、新垣結衣が元神童とはねえ。
無駄に美人な女優さんが露悪的にニートっぽくされても共感しないんですよ。
使われる楽曲は、ショパンの別れの曲・・・苦笑
倭国の映画人の教養のレベルがわかります。
ヴィスコンティやキューブリックは絶対に・・・とまでは言いませんが、
よっぽどの必然性がないと使わない。
折角の名曲が、つまんない結果に終わりました。
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今回は部活映画二本立て(笑)
単品じゃ、ネタにもならない・・・・(爆笑)
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