2019年12月3日火曜日

名台詞の宝庫




特段気取って、あるいは着飾って観るようなものではない。
エリザベス王朝の頃の大衆演劇。
歌舞伎なんかと同じようなもの。
ヒトザルの悲喜劇、悪行、滑稽なんでもあり
名台詞と言っても当時の警句駄洒落程度だとし、
先輩の剽窃もあったとおもうが、
同じことを言っても、シェイクスピアならば、大向こうを唸らせる。
彼の古英語には、歯が立たない。
なもんで...小田島雄志氏の対訳本にひろい読みするに...

ハムレットなんかの余りに有名な独白は横に置いといて
シニカルなオトコとオンナのあいだがら...


オトコは恋をささやくときは四月、結婚すれば十二月
オンナは娘のあいだは5月、人妻になれば空模様は一転する
(お気に召すまま 第四幕)


オンナの皮をかぶったトラのこころ
(ヘンリー六世 第三部)


だって...はオンナの理由
(出典は忘れました!)

あんまり講釈は必要ないが、最後だけはあまりなアタシ的意訳ですから
原文を

I have no other but a woman’s reason
I think him so, because I think him so.

メスザルは論理的でも理性的でもないと大劇作家はいいます!
あくまでも大劇作家の見解です。
でも、オスザルが論理的で理性的だと言う台詞は...知らない

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