2019年12月7日土曜日

国家破産


コリアンは隠れた映画大国だと思います。
ほかに娯楽がないとも思わないが、映画人口は世界レベル
倭国で公開されるコリアン映画は一定水準以上
但し、倭人が反撥しそうな憎日映画が輸入されるはずがないし、
国内では結構その手の作品が多そうな気もするが...
そのようなプロパガンダが長く通用するはずが無い(....はず)
反日不買なんて子供騙しをいつまでもやっているとこを見れば、
そう知的でもないが、
ひねもすRPGでひきこもり、スマホの画面以外に社会を見ようとしない
ヒトザルよりはマシかも

コリアンと倭国の映画の最大の違いは社会性の有無
元々私小説的な脆弱な骨格を特徴的とする日本映画だから、
骨太の社会派を期待する方が間違い。
企画があっても役者が尻込みする...らしい。
まあそんな映画に出演すれば、桜を見る会に呼んでもらえない。


97年のIMF通貨危機の時代

危機回避に粉骨砕身する韓国銀行通貨管理チーム長
真実を隠蔽し保身と図利に奔る財務省高官
アメリカンの意向を受けて外資支配を目論むIMF
政府を信じる実直な中小企業経営者
国家破産危機を予想し乾坤一擲の勝負に出る投資家

そして二十年が経った...

字幕監修に紫髪のあのオバさん経済学者
あの浜のオバさんって美濃部一族の末裔とは知らなかった!

娯楽仕立てですし、陰謀論的だが、
錯綜するストーリーを上手くしあげました。
映画は、一時の慰安や享楽だけではないのです。


まあそんな事よりも、いまこのテーマの映画が作られた
深層潮流ってなんだろうと考える方が楽しい。
言える事は、いまの倭の映画人では歯が立たないテーマだという事
まだバルブ崩壊の映画的清算は終わっていない。




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