2021年1月30日土曜日

令和の「樋口一葉」

 





繊細な映像展開は彼女に如くはない。
映画の専門学校を出たから身につくものではなく、藝術には学歴も無関係だし、天性の才分に違いない。
若くして彗星のようにカンヌにデヴュー!
知名度や評価は....倭国ではそれなり程度でしかないが、見るべき人はちゃんと見ているようです(後述)

朝が来る

国営放送の朝ドラ「朝が来た」と混乱したりとか、民放ドラマが過去にあったとか...テレビを見ないアタシに正確な知識があるわけがないし、原作も読んでいない。




おはなしは「特別養子縁組」をテーマとする葛藤なり再生のものがたり

そもそも耳慣れない家族法制だが、制度化されて三十年あまり経つはずだ。
アタシは学校で教わらなかったから詳しくは知らないが、認知度が低いのは、養子縁組制度に臆病いや冷淡だから....もあるし、家制度とリンクする誤解も。


そもそも意に染まない出産は安易な中絶でことをすます優生保護法....いまは母体保護法とさすがに改名したが、悪しき法制度....明白に致し方ない理由もあるが、経済的理由なんて、まだあるはずだが、、、

経済的理由で堕胎が認められる法制よりも、欲しくても子供を授からない夫婦に乳児養子縁組する制度整備と積極運用が遥かに人道的。

ネグレクトするくらいならば、強引でもまともな家族に引き取ってもらう方がまだマシかも知れない....ホントは断定的に言うべきだが、血の絆の強さもありますから



まあ...子供が両親の所有物と思うか、社会の財産と考えるかの哲学問題かも知れない。




因みに....東京五輪にはさしたる興味はないが、オリンピック公式映画の監督が、河瀬直美さんなんだよなあ

仮に五輪がなくなれば...河瀬直美さんの映像美も観れなくなる....のはなあ

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