半世紀前ならいざ知らず、パスタ、スパゲティ、マカロニの区別の付かないっていうか、
定義をそれらしく言えない方は、今時はまずいな......
これが結構いるんですよ(笑)
ここから毎度の衒学趣味の展開が、、、、今日はさておき
イタリア産アメリカン時代劇は、西洋ではスパゲティウェスタン、倭国ではマカロニウェスタンと言う。
ココまでは、映検「4級クラス」の雑学なんですが・・・・
どうしてパスタウェスタンと命名されなかったのかに関する講釈は聞き及ばない。小麦由来の麺や生地の総称がパスタなんですから、そう言うのがもっとも普遍的である。当時の倭国は、ナポリタンとミートソースしか知らないのですから、致し方ないが、西洋でもパスタとは一般的では無く、よっぽどの田舎料理だったのかしら。
しかし、スパゲティウェスタンと言わずに、マカロニウェスタンと称したのは慧眼である。
淀長さんの命名らしいが「中身がなくて(いのちも)短い」と見抜いたらしい。
確かに淀長美学に叶うような映画じゃありません。
功績も無いではなく、ハリウッドの格下俳優がブレイクして、後世素晴らしい仕事をしてくれた例も有ります。
半世紀ぶりに、ジュリアーノジェンマの作品を観ました。
怒りの荒野
正確には、リーバンクリーフがセンターで、セカンドがジェンマですが、
映画史に残る「最良の悪役」がトップでは、興行的に如何かということでパスタウェスタン随一のイケメンが主演とされています。
バイクの名前にまでなった位ですから、当時の人気が偲ばれます。
さすがにもう生産中止......かな?
残念ながら、彼がスクーターにまたがる映像が見つからないから、これをかわりに
かたや、クリーフは、アルコールのCMには出てますが、シブい。
肝心の映画ですが、デジタルリマスター版なんて高尚じゃなくひどい画質に音響(リストアしたDVDならあります)
しかし、なにかと後世への影響は垣間見れます。
必殺シリーズなんて、山場の展開、音楽の使い方はまさしく、このスタイル。
コンテンツを説明するような代物でもなく、アンチ正統派らしく、教会も学校も、、そして綺麗な小学校のオナゴ先生も出てきません。
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