2024年7月30日火曜日

不可解判定、、、つまり誤審

 



柔道で不可解な判定が相次ぎ、、、というか、このスポーツでは毎度のこと。

公式審判員のそもそものレベルなのか、元来決まり手は、一本しかなかったのに、技ありとか有効とかケッタイなポイント制を導入し、、、にも関わらず、体操やフィギュアのようなシステマティックな審判団体制でもない、あるいは審判団が役割を理解していない。

なもんで「誤審」、、、不可解な判定なんて言い方がそもそもよくない。


過去堕日記の再掲ですが、かなり加筆修正


......

判定が完全無謬であることをそもそも要求することに無理がある。
完全無謬とは神の領域であり、ジャッジを人間が行うことを前提するスポーツにおいてビデオ判定を持ち込もうがどうしようが神の領域に立ち入る事は無理
所詮ビデオ画像をどう判定するかはヒトザルのやることだから、何度ビデオを見ても「微妙」ってあります。
審判とは「神の代理人]
たとえ「誤審」であっても、それは不可知な神の御業と諦観する方がまだ論理的だ。


勝利や記録がかかった勝負が「誤審」によりフイになった悔しさは言葉にならないってことはよくわかるが、人生ではありがちなこと。
自分より明らかなアホが、早く昇進する・高い報酬をもらう・・・
不合理、不公平は人間社会の常。
鳥がいなければ蝙蝠だって空を飛べると賞賛される。
ウメノチカラ(古いなあ・・)もシンザンがいなければ名馬と言われたに違いない。


誤審で完全試合をフイにしたMLBの某ピッチャー(・・名前は知りません)
彼は、完全試合ホルダーとして球史に残ることはなかったが、この騒動についてのコメントは、歴史に残る。

(誤審をやらかした)審判は、俺よりも辛いはずだ
(そもそも神は)人間を完璧にお作りにならなかった

悔しければ、誤審しようがない完全な勝ち方をやることだし、せめてスポーツの世界だけは不条理であってほしくないって、あまり合理的な希求でもない。


しかしながら、この名言にもかかわらず、
この事件を契機にビデオ判定がMLBに導入された。
その他大相撲、テニス等々・・・なんたる見識のなさ!って天邪鬼はおもうのですよ


どうしてもやりたいのならば、やらないと市民感情は収まりそうにないから・・・NFLのシステムを参考にするといい。
このボールゲームでの「チャレンジ」という制度は、ある種「戦略ゲーム的」なのです。
六回付与されているタイムアウトの権利と引き換えに最大三回までジャッジに「オブジェクション」ができる。
ジャッジはビデオで判定の吟味をおこないますが、異議が認められれば、タイムアウトの権利は戻ってきますが、却下されれば権利を失う・・・

NFLが「見せるスポーツ」としての最高峰であるのは、このような「ショー化された権利」を行使するかしないかという戦略判断にある。
これも見どころ。
バカ覚えみたいに判定に不服を言うだけではなにも前進はない。
神の御業へヒトザル如きの浅はかな知恵の発揮で近づこうとする努力を嘲笑うつもりはないが、肩を並べようとか凌駕しようなんて思わないことだ。








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