先ずは、ショパンコンクールのドキュメンタリー映画。
未見だし、動画配信サイトにもありませんし、、、反田恭平君が出場の時のコンクールですが、彼は撮影に協力しなかったようだから、登場しませんので、この話題はこれまで(^^)
中山七里さんのシェアードユニバースの内の、、、彼ってかなりな乱作でして「岬洋介シリーズ」の中では一番良い作品
彼のユニバースのセンターは御子柴礼司(悪魔的な弁護士で元はサカキバラみたいな触法少年)
ならば、主戦場は刑事事件の法廷。
起訴前には警察官や法医学者がうごめき、、法廷には検察官。彼らがそれぞれのユニバースを形成するのだが、岬洋介は検察エリートの父親に反撥した司法修習生(どうも修習中退みたい)ながら天才的なピアニスト。しかし突発性難聴なる爆弾を抱えている。
その彼が、ショパンコンクールに颯爽と登場する。時しもアルカイダらしき爆弾テロがポーランドを襲うが、なんせ頑固で強情なポーランド人。テロや圧政に屈してはショパンコンクールの名折れとばかりに、、、
中山七里さんは楽器演奏は出来ないらしいから、絶対音感にも無縁だろうが楽譜解釈の凄まじさは、、、脚注でわかったが、ピアニストの仲道郁代さんの監修によるそうな。参考とした音源はアシュケナージ(ショパンコンクールでは第二位だった)の演奏。
ならば安心してyoutubeを聴きながらミステリーに浸しむ(^^)
ファイナリストとなった岬洋介の本選演奏曲は、ピアノコンチェルト一番
圧巻の第一主題から第二主題へ。そのとき発作が起き演奏は不能となる、、、、
さて、ドラマはここからだし、ミステリーの結幕も
拙いアタシの駄文では目の汚れだろうからショパンの音楽性のさまざまな解釈も含めて、興味があれば、このミステリーを読んでください。
ノクターン二番の演奏が「奇跡」を起こす感動作品
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