2016年2月23日火曜日

語録にみるなんとも挑発的な「危険性」



女史の最新著作から適当に抜き書きをします。
部分だけを切り取ることは作者の本意を歪曲することが多いが、今回ばかりは、
より鮮明に彼女の意思の力を表すようだと・・・半世紀に及ぶ処女作以来のファンは(笑)



市民たるもの第一の責務は、祖国の防衛への参加である。

格差のない社会では、嫉妬も羨望も生まれない。

・・・の憲法は法律ではなく宗教になった。

本格的な改革を成し遂げる人は、既成階級からしかでない。
クラシックデモクラシーとは、国政の行方をエリートが考え提案し、デモスにその賛否を委ねることで
成り立っている。

民主主義の精神では、棄権や少数意見を殊更に重要視するものではない。

健全な中産階級の存立なしに民主政治は機能しえない。

ピース(平和)と言っているとなんとなくそういっているだけで実現するような気分になってしまう。
一方「パクス」となると、古代人は「平和」を「長期にわたる安全保障の継続」と認識し、
厳しくも冷徹な人間たちの努力の成果と考えていた。

平時のリーダーは「目的のためであろうと手段を選ぶべき」と考え、
非常時のリーダーは「目的のためには手段を択ばず」と考える

庶民はいつも「貴種」にあこがれる

偉大なことをやれる一方で愚かなことを平気でやるのがヒトザルであり、絶えず理性的であれかしということで「哲学」が生まれ
賢さと愚かさのすべてを著述するのが「歴史」であり、この二つを創造したのがクラシックギリシア人である。




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