ゆづきゆうこ...と読むらしい。
柚なんて「ゆず」の柚
漢検準一級ランクの漢字らしいが、余計な事を考えすぎた。
ご近影、出身や生年月日は公開されてます。
美人にみえます
しかし、柚月裕子が本名かどうかは分からない。
学歴も不詳...
主婦作家なのは確か。
推理小説分野で「狐狼の血」シリーズは、警察小説の金字塔...
版元の毎度のセールストークですから
真に受けるものではない。
たまたま、役所広司と松坂桃李でバイオレンス満載に映画化され
それなりにヒット...この二人で当たらないはずは無い。
お話的には、仁義なき戦いのテイストで、あの「県警対組織暴力」の焼き直し
オンナには不向きな感覚でこなれた警察小説を書いてますが、
圧倒的な筆力とまでは言わない。
今時の警察小説の舞台は、組織犯罪対策部門
かつての捜査第一課は見る影もない。
一人頑張るのは本庁の姫川玲子警部補だけ...
新宿の鮫島警部は、生活安全課ですが、
上野署の八神瑛子警部補同様に主戦場は893相手。
凋落する日本ヤクザよりもマフィア化した三国人が、
当面の敵。
しかし、彼女の描く広島あたりはまだまだ長閑で
地場がのし歩いています。
多少時代遅れ感ありますが、よくしたもので時代設定も
近過去です。
第一作は昭和五十年代半ば
第二作はその後日談で昭和から平成あたり
そして第三作は、第一作の前日譚と第二作の後日談
ダブルチーズバーガーのパンみたいですが、
あいだにたくさん挟めば美味しくなるとは限らず
食べにくいことだけは確か。
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