そろそろ注連縄をかざる時期だ。
藁に橙、裏白が定番...この素朴感が良い。
箱根の向こうのきらびやかなお飾りには気分がのらない。まあ文化の違いであって優劣は論じない。
藁は古い年の不浄を払い、裏白は長寿、橙は家系の繁栄を願ったとかなんとか謂れはあるが、だからどうした。
陋屋に似つかわしいものを探してくるだけのことなんですが、所変われば品変わる。
アタシんところには、いまごろ天空の宗教都市にある菩提寺から「宝来」が届く。
言葉の由来は知らないが、語感からして新しい年に相応しい。お大師さまが中華ご留学の際に習い覚えた切り絵の技術にはじまる....というのは単なる伝説。
水田が少なく新しい藁が手に入らないからの生活の知恵。その年の干支にちなんだ図柄である。
注連縄と同じようにお焚き上げするものだろうが...これも大事なコレクション。
十二枚たまれば生涯使い回しが出来ます。
ネット通販でも最近は買えるんですよ。
ハンドメイドならともかく、簡単なアプリで量産出来そうな代物の割にと思えば、お値段は法外。
縁起物の値札にいちいち因縁をつけるのはさもしいかな?
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