2020年12月14日月曜日

燃ゆる女の肖像

 


実に素晴らしい!

しかし、これからは....

女性監督が
女性だけが登場し(男性は遠景)
サッフォリズムな愛を描く

みたいなタイプの映画が氾濫するんだろうが、直ぐに淘汰されるだろうって......商業主義の素晴らしい世界。
優れて難度の高い世界ですし、アタシが期待する映画のエレメントの多くを盛り込もうとすれば、物凄い力量が要求されます。

しかし、監督を筆頭に知った顔が誰もいない!
極私的プロ映画鑑賞家のカンバンをおろさんとあかんなあ....と今日は寒村陋屋で謹慎中。
この映画の素敵なモチーフに敬意を評して
ヴィバルディの四季より「夏」を聴きながら
ブルゴーニュのワインを前にして...
オルフェウス神話を読む




今回の監督のセリーヌ・シアマさん
次回作には、是非とも「サド侯爵夫人」を手がけて欲しい。この舞台劇にもオスザルは一才登場しません。
タイトルロールのサド侯爵の妻はセローンさま以外はあり得ない。彼女はこの映画を四回も観たという愛情表現で語ります。


.....
公式サイト掲載の高名イラストレーターのスケッチもご紹介します。

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