しばらく前の惰日記の連想...フィツジェラルドの事を調べ出した。
まずもって、F・スコット・フィツジェラルドって珍しいよね。ミドルネームをアルファベット表示はままあるが、ファーストネームがアルファベット表示。
実は、ペンネームがそうなっているらしい...とかなんとかどうでもいいことが判明したが、それで終わり。
しかし、彼の「グレートギャツビー」なる小説は、二十世紀の英語で書かれた最高作品の第二位!
このランキングリストは、金メダルと銅メダルがジェームズ・ジョイスの作品ですから、それなりの批評家が選んでいるらしい
とにもかくにも、アメリカ文学史なんてはっきり言うと不毛なんですよ。民族の共同幻想的な「神話の世界」を持ち得ない民族です。建国神話は無いではないが、黒歴史で今や誇らしげに語る事を憚る。
あえて言うと、ミシシッピ川の長閑な風景を背景としたハックルベリーフィンの物語くらいかなあ?
しかし、文学史は貧弱でも、文学史にプロットされるエキセントリックな作家群は豊穣である。
文士になるくらいなら893の方がマシ...と言われた時代があったが、倭国の場合破滅型文士ってカテゴリーはあるが、あまりドラマティックじゃない。映画なんかのセンターをはれるのは太宰治....と三島由紀夫?
翻ってハリウッドを彩る作家群
結構な数があるのです....思いつくままに
ポー
ラヴクラフト
サリンジャー
フィシュジェラルド
そして、、、トルーマンカポーティ
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