なんだかおぞましそうな....自然に反する「行為」を処罰する法制度。
宗教的な禁忌に由来するようですから、その頸城は強靭で部分的とは言え未だに生き残っている。一般法制として廃止されるようになったのは、本当に最近のこと。
しかし、何が処罰の対象となる行為かはさまざま。
かの偉大なアラン・チューリングですら非道な処罰を受け....もっとも最近クィーンはやっと名誉回復を認めました。しかし、これは彼の功績卓絶が故であり、おぞましい法制を恥じたわけではない。
翻って倭国。
かような法制はなんでも西洋化の明治初期になんとか律条例として施行されましたが、早々に廃止。
しかし、法的処罰と社会的制裁は別。
法規制がない分同調圧力みたいな糾弾が激しいのかしら?
....法が裁けぬ悪を斬るって倭人は大好き❣️
そんなこんなで、学校でも社会の鑑でもある映画の世界で、テーマあるいはモチーフに使われ出したのは70年代から
何が濫觴でも構わないが、極私的にはヴィスコンティのゲルマン三部作
この「ベニスに死す」の美少年。
人気沸騰で来日し、チョコレートのCMに出ましたなあ。
そして英国美少年映画
同性愛の挫折から共産ロシアの魔手に堕ちたグラマースクールのエリートの苦渋の青春。
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