2020年12月8日火曜日

書痴一代

 


公立図書館に足を運び書棚を見ればげんなりとする。買うほどの事はないが実用性の必要より拾い読みするようなハウツウ本は致し方ない...が、昨今はネット検索の方が手っ取り早い。高価な美術書なんかは万人のために買い揃える事は、公共施設として当然だろう。古典とかスタンダードとされる文献類は揃えておくことが当たり前....とかなんとかいい出せば、図書館の蔵書の大半は産業廃棄物。昨今は漫画喫茶なみにコミック本も置いているが....はだしのゲンがないのは当然としても

火の鳥

忍者武芸帳

光る風....とか名作系が欠けているのは如何なる事だ。

漏れきくにリクエストのある書籍を優先購入するらしく、それが公設図書館の使命より上位概念とは実に嘆かわしい。

図書館でないと読めない書籍文献類を揃えてこそ.....岩波書店の高尚な月刊誌(世界とか)は購読者は図書館だけとも言われます。


ベストセラーになるような新刊書を図書館が買い揃えるから本が売れない...との嘆き節とも恨み節を言い散らかしている版元がいますが、売れる本を刊行しないあんたらが悪いのです。しかし別の意味でベストセラー本を図書館が購入するのは賛成しかねる。購読予約待ち行列が余りに長くなるとクレームがつくから結構な冊数をかうのです。結果潤沢とも言えない図書購入予算を圧迫する。しばらくたてば熱気も収まり...要するに時分の花にお金を費消し、まことの花に予算が回らない結果となる。

例えばだが、小説なる分野の新刊書は初版刊行後一年経ってから購入する(かどうかを考える)

ええ加減に無料の貸本屋稼業から卒業したらどうかね。そんなレベルの読書ニーズがあれば民間に任せばいい。レンタルビデオ屋さんの本屋版ですよ

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