けふの名題は...竈門炭治郎が属する「鬼殺隊」の長、産屋敷耀哉(なんと読むんだ?)のせりふだそうです。そしてヘッドのお写真は、全国紙掲載の全面広告の一部です。ミーハーなアタシはこんな話題になれば毎度のようにでしゃばる(^.^)
およそ紙新聞なんか読みそうもない連中が全面広告の紙面欲しさに販売店に行列を作ったらしい。
かの吉田阪神優勝の翌朝のスポーツ紙の争奪以来の珍事。
映画版の興収はトップが射程距離てかもはやロックオン。コミック版は累計で一億冊突破。ONE PIECEの四億には手が届かないが、総巻数で四倍のひらきがありますから、実質凌駕したようなもの。
何故にバカ人気?との疑問には様々したり顔の解説があり、一方で貶せばページビューがアップすると考える輩もいてSNSは百家争鳴状態。
メディア媒体のプロダクトミックスが効果的だったのは言うまでもなく、これはセオリー通り。実写版映画や新作歌舞伎の企画や海外展開も進めているんでしょう....が、新作歌舞伎化以外には懐疑的。
アニメの実写版の成功例は少ない。このアニメはクールジャパンのソフト技術の真髄が美しい画面を支えており、今や宮川一夫さんのような名撮影監督はいないし、CGの技術レベルはハリウッドよりもかなり劣悪。海外でONE PIECEが受けたのは「海洋冒険ロマン」なる分かり易い立ち位置だからだし、あの難解な登場人物名がそのままというわけにはいかないが、キラキラネーム的な表意文字の魅力が失われると、かなりイメージは後退する。なかんづく、炭治郎のイアリングの文様(花札風なんですが旭日旗に見えなくもない)に言いがかりをつけそうな頑迷固陋な輩もいるみたいだし...そこまでやんなくても、原作者の吾峠呼世晴嬢は一生かかっても使いきれないほど稼いだでしょう。原作の価値が毀損するだけです!
アタシの見立てでは、大正ロマネスクな雰囲気が受けたのだと....
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