2023年4月4日火曜日

坂本龍一氏のこと

 



(氏が代表を務める団体のウェブサイトから拝借)



噛み付いた、、、、とは穏当でないが、他の適語が思いつかない。
彼が良識的なリベラルである事は知っていたからその延長線で都民の一人としての「請願」程度に考えていたのは、あまりにも無知だった。



氏によれば、毎秒単位にサッカーコート規模の面積の森林が崩壊し、この地球の上から森林が枯渇する日はそう遠くない。森林の果たす効用は今更ことあげる必要もなく、喫緊の要請があるならば兎も角も、都民のみならず倭人全体の貴重な財産である神宮の森を伐採するなんて、天をも畏れぬ所業ではないか!


氏の請願書に対してあの都知事はまことに冷淡であったと聞き及んでいる。真偽はなんとも、、、なんだが、葛西の海浜公園の松林を丸坊主にする案件が進んでいるところからして推して知るべし。


それに接した氏の嘆慨、憤怒、絶望は察するに余りある。

我が身を削るが如く森林保護活動をすすめている事を知ってか知らずか、、、まあ昔から惻隠の情をもちえていない雰囲気の方だから、予想通りの反応かもしれないが、それじゃ困るのよ。


言い掛かりを百も承知で言えば、彼の死期をはやめたことの幾許かは、アンタだ!


ついでながら、似非エコロジストにも一言。

マイ箸をもち歩くことは、森林保護に逆行します。間伐材をあらゆる局面で活用することで、森林保護と林業活性が図れる。


アタシって天邪鬼だから、音楽家坂本龍一には歯牙もかけず、、、じゃなくて、音楽家への哀悼はあまた数多だからアタシごときの出る幕はないし、音楽家のDNAを継承できそうな方々は極めて限定的だ。しかし氏が音楽と同じくらい情熱を傾けた森林保護には、誰でも参加して氏の衣鉢を継げるのですよ。


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