戦前の教科書を拾い読みしている。
名題は「サクラ読本」といわれた有名な尋常小学校の国語の教科書の冒頭。
若干の記憶違いがあり、サクラの次は、
コイコイシロコイ
その次がヘイタイサンのようだ。
アタシはまだ鮮明に覚えていますが、アタシの習った教科書では、
シロシロコイコイ、ヒロコサンヒロコサン
まあ、似たようなもの(^^)
アタシ的には当たり前に知っている事(水師営の会見とか)から、無駄に馬齢を重ねた事よと嘆慨することも。
菅原道真は学問の大家であるが、武芸(弓道)にも秀でていたとは、、、初めて知った。
とかなんとか、相当にレベルが高いコンテンツ揃い。ソリャ江戸期の倭人の知的水準は世界基準を遥かに凌駕していましたから、その延長として
族卒農工商及婦女子必ず邑に不学の戸なく家に不学の人なからしめん事を期す(学事奨励太政官布告)
なんて不退転の決意で全国民皆学の学校制度を作ってわけですよ。
さて、、、これもまた知らなかったが「九九」の事
コレが出来ないと小学生をやり直せ!って事になるのだが、江戸期の寺子屋では「割り算の九九」も教えたらしい。
そんな事も知らなかったアタシは小学校以前に寺子屋に通わなければならないようだ(^^)
細かい事は、Wikiの「九九」に説明があります。
算盤が苦手なアタシでは、うまく解説が出来ません😰
なもんで、得意種目を.....
謡曲「鉢の木」、無論原文ではないがほぼ忠実に現代語訳版で小学校五年生に教えています。
実に素晴らしい
戦前の義務教育はかくもレベルが高かったわけですが短期間とはいえ太平洋戦争期に改悪された国民学校制度が全てを台無しにしてしまい、そのイメージだけで全否定するのはまことに斬鬼に耐えない。
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