子供、高齢者、身障者等いわゆる「社会的弱者」を守るための立法措置は必要不可欠ではあり、まずもって「虐待」の廃絶に始まる、、、、までは総論としてはいいのよ。
ネットは祭り状態とまではいかないが結構騒がしい。
ミーハーのアタシも、即座に参戦と思いきや
そもそも条例改正案を見た事がない(ネットに条例改正案が掲示される事はまずない)
要するに、事実確認もせずに受け売りで騒いでいる、、、のが世論なるもの。
実に馬鹿馬鹿しいし、舌なめずりしている日共
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/104705/tikujyoukaisetu.pdf
多分この資料が改正案の概要のようだ。
論点はまず「虐待」の定義。
様々な法律で定義が既に明文化されているが、この条例はそれらの「最小公倍数」を目指すもので、極めて広範囲だと明言している。
しかし、これでは構成要件としてあまりに粗雑だし、「はじめてのお使いや一人でお留守番」までが、虐待に相当する「放置」とはあまりな拡大解釈であり、この時点で法律の程をなさない。
多分委員会でのデベートに長けた野党との質疑応答で、口が滑ってのだろうなあ、、、
将来の罰則規定まで射程範囲ならば、これはもう論外、、、こんなものが委員会で採択される埼玉県議会って(都会なのに、、一応埼玉は都会?だよね、、自民系が最大会派らしい)議員一人一人の顔を見てみたい(^^)
さすがにアゲインストの風におそれをなし、議会上程は断念したが、、、かず頼みで議会で賛成多数で改正案を通してしまえば面白かったのに、、、(^^)
世論の反対は「母親をこれ以上追い詰めるな!」というセンシティブなものなんだが、罰則もないし、悪法は無視すれば済む話し。
むしろ追い込まれるのは県当局って県民は同情もしないんだ。
県は「放置」の防止の施策を立案し、体制を整え、その施策を実施しなければならないのだが、、、そんな事がきめ細かくできるわけがない。
シングルマザーは県に電話すれば良いのです。
小学校低学年の息子の登下校の付き添いをやってください!それは行政の責務ですとかなんとか
さらに、一般県民には「放置の通報義務」
今でも明らかな虐待の通報がなく、あってもさしたる効果があるのかどうか、、、
義務として通報しましたからね、処置結果をちゃんと報告しないとネットに晒しますよ
仮に改正案が決議されるとどうなるか?
実は知事には決議議案拒否権があるのよ。
法律用語では「再議」というのですが、知事が再議を要請すれば特別決議要件議案として再議決することになるはず。
埼玉県議会は定数91人で、自公の会派で計60名。
特別決議でも強行突破は出来なくはないが、、、絶対に造反が起きるし、議会は大混乱だし次の選挙を考えればそんなリスクは負えない。
大野埼玉県知事は元々が民主党系。
確実に再議を要求するに違いない、、、なんて騒動を楽しみにしていたのに....残念だなあ
議員なる種族の立法能力ってこの程度、、、いまさらわかり切ったこと
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