2018年7月5日木曜日

暴利をむさぼる映画「祭」



もう一度スクリーンで観てみたい!なんて惹句で善男善女から
使い回しのコンテンツで金員を巻き上げようなんて不届きだ。
学生料金の水準はいいとしても、シニアに対する敬老心がないのはきわめて不当!
それにラインナップにフィロソフィーがなく、TSUTAYAの今週のお奨め程度
本当に観たい(観るべき)映画の祭じゃない。

がしかし...なんという僥倖なのか!
若き頃のアンジェワイダ監督の伝説的大傑作が登場する。


灰とダイヤモンド


ももクロとかの楽曲だと思われると心外なので、リンク映像...がない。
とりあえずの代用品(^-^)



廃墟化しキリスト像が逆さ吊りになった教会シーンを背景に
モロローグされる詩歌を観賞し、夢想を逞しくしよう。
舞台は戦後のポーランド
主人公は、原作とは違い若きテロリスト


松明のごとく、汝の身より火花の飛び散るとき
汝知らずや、
わが身を焦がしつつ自由の身となれるを
持てるものは失われるべきさだめにあるを
残るはただ灰と、嵐のごとく深遠に落ちゆく混迷のみなるを
永遠の勝利の暁に、灰の底深く
燦然たるダイヤモンドの残らんことを




あと、チョット気になる作品は

裸の島
ソフィーの選択

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