2018年7月10日火曜日

法螺吹き伯爵シンドローム







なんでも病理になる昨今
代理ミュンヒハウゼン(法螺吹き伯爵の名前)症候群なる虚偽障害がある。
家族を病気とかに仕立て上げ献身的介護を見せつけて称賛されたい
なんて...
面倒なことを

この病気を患っているとされるニルス・ヘーゲル
デルメンホルストとやらの街の病院の看護師だった。
仕事が退屈なので、患者に患者に一服盛り、
緊急処置を施しては...
上手く助かり周囲の評価が上がるよりもバタバタと死んでゆき、不審が増す。
その数、二百人とも....

しばらく前に数名に対する殺人容疑で、無期懲役の判決が出た。
先日100名近い殺人容疑で追加起訴。
しかし、一人一人の事実認定をドイツ的厳格さで論議してゆけば
いつ結審するのか?
警察は、残りの百人あまりの立件もやめたわけではなかろう。

チャップリンならば、一人二人をバラすのは殺人者だが、
多数となれば...

コリン・ウィルソンは名著「殺人の哲学」で、
貧困からの犯罪から退屈からの犯罪へ、を論じる。
いまや、犯罪の実行者ではなく社会が病んでいると....


久保木愛弓なる被疑者
誤解を招くような物言いをあえてすれば、
歴史に残るシリアルキラーを数多生み出したドイツに比べると
倭国はまだまだこころ優しい...訳ではなくなって来た。
疑惑の死亡患者の合計は数十人に及ぶらしい。
報道だと、彼女はこのなんとか症候群ではなくて、さらに先を行く。

面倒から来る犯罪

全くと言って信用も信頼もしない精神病理学者たちは
如何なる病気に仕立て上げるのだろう。
さらに、正義がカネになる事を信じるジンケンハたちは
抱腹絶倒なファンタジーをでっち上げるだろう。


予防し難いのが内部の犯行
言い訳は聞きたくないが、雇い主だった医療機関は、
釈明記者会見はおろかプレスリリースすら出していない。
こっそりに名称だけ変更して営業再開。

逃げまくるN大の理事長を罵倒するならば、この医療法人の理事長だって
同じだろうとおもうのだが。
さらに上をいく卑怯さ!


全く予防できない訳ではない。
やれることをやらないから...

いまの倭国で、定期的にストレスチェックをやり、
病理的傾向の見られる関係者を職場から排除するシステムの導入が
できるかどうかは知らない。
ジンケン問題だと大騒ぎになる。
でも、ちゃんとやっている組織がある事も知っている。


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