2018年7月31日火曜日

BSTORNG



あのボストンマラソンテロ事件を舞台とする映画二本
例の「パトリオットデイ」は過去ネタ。
タイトルとおりに優れて愛国的でした。
しかし、多少時間が経つと冷静に事象を見つめられるようになる。

ボストンストロング

頑張ろうKOBE! という感覚かな。

主人公は、ゴール辺りで仲が怪しくなっている恋人を待っている際に
テロに遭遇。
膝の上から両脚を失う悲劇。
しかし、テロ犯人目撃者という事で、彼の情報から逮捕へ、
一躍中途半端なダメ男がヒーローへ...
そしてここから物語が始まる。


車椅子に乗ったことがないもんで、皮膚感覚では理解出来てません。
しかし、大型ダンプの運転席に座った時の感じ...上から見下ろす自分が
人様よりも偉くなったような錯覚の逆なんだろう。

生涯車椅子の目線でしか世間を見る事が出来ないかもしれない
苦悩やらなにやらで、屈曲した心中は、

殊更に丸めた背中
上目遣いの怯えた眼差し に現れる。

若くして怪優と言われるジェイクギレンホールでなくしては
出来ない演技。
まあ、愛国映画ですから、恋人にまでふられ
絶望感からヤク中死...なんてことにはならないから安心して
最後まで観れます。
エンディングは...嫌いだなあ、こんなあざとさ(^^)

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