2018年7月23日月曜日

古酒は新しい皮袋へ




ねぇってばあ
糸屑が背中に付いてましたよ

古式豊かなガールハントの手口だが、今では笑止
当時でも効果のほどは疑問...だと個人的には思う。
だって、知性を感じないわ


しかし、二千年前のこの手口は、いまでも素晴らしい。
クラシックローマの独裁官のトーガから一本の糸を取り...
婉然と若い女が

頂いても構わないでしょう
貴方の恵まれ過ぎた幸運の細やかな切れっぱしくらい
あやからしてください(^^)

彼女は、かの独裁官の五番目の妻になったそうです。
若さだけしか取り柄がないと、ロクなオトコしか捕まえられない
やはり、センスですよ。
彼女が美人だとはどこに書いてあるのか知らないが、
アタマが良かったことは確かだ。

ルキウス・コルネリアス・スッラ が男の名前。
オンナの名前は...忘れました。
地中海の覇者となったローマですが、身体の成長に内蔵の働きが
ついて行かない。
その後内紛という病気に悩まされます。
取り敢えず、元老院機能を強化することで寡頭的共和体制を
再建したのが彼の功績とされます。

クラシックローマが政治学のお手本とされるのは

王政
共和制
帝政

と、環境と己の身の丈に合わしてトランスフォームして来た
ことにある。
スッラが、精魂かけて作り上げた共和制は、
ポンペイウスにより瓦解してしまうが、
それは歴史的必然なのです。


冒頭のローリングストーンズの名曲に意味はありません。
ただこの映画で、あの若いオンナの台詞が
そのまま出てくるって聞いたもんで...
未確認ですから、プライムで確認しときます。


まあ、そんなことはどうでも良くて、
システムなんて道具なんだから、都度都度リフォームするのが
当たり前。
金科玉条だかなんだか知りませんが、不磨の大典みたいに
崇め奉り、改廃の議論すら認めないっておかしいとは思わない
ことがおかしい。
変えてはならないこともあるが、
変えてはならない理由くらいは論議しても良い。
しかし議論すると論破されるからテーブルにもつかない。

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