2018年12月1日土曜日

偉い奴らの順番




いささか「奴ら」とは無礼な表現であるが、
何分書き手が野卑ですから天下御免ってことで・・・

ありていに言えば公式のお呼ばれの際の席次がものをいう。
呼ぶ側は、それ以上に偉いのですがさておき、

宮中席次

まあこれで決まります。
当然にルールがある。
いくら、銭があろうと力があろうと畏怖されようが、
このルールに該当しなければただの地下人
なんとなくですが、平安末期の武家がさほどでもない位階に狂喜乱舞したってわかるような気がします。
全く興味がないのは、宮中に呼ばれる心配のない末世に至るまでの匹夫野人だけでしょう(笑)


当然に「三権の長」・・・と思うようでは思慮が足りない!
定めによれば、大勲位が一番。
もっとも、物故者ばかりですから、今時点では、
菊花大綬章お持ちなのは中曽根某だけです。
臣下の中の第一人者ということで・・・・
次に総理大臣とかなんとかの序列がありますが、まあ常識的な順位です。
奇異に思うのですが、会計検査院長って重いのですねえ。
検事総長より上です。

首相官邸よりも立派な官舎にお住まいと言われる法制局長官は・・・・?
待遇からすれば副大臣や宮内庁長官クラスですが、認証官じゃない。
でも、内閣閣僚の一員のように閣議陪席は認められていますし、
改造の度に氏名がリリースされる。
宮中晩餐会だと、ただの公務員だと最末席ってことになります。


席次と権力あるいは権限は違います。
法制局の主管大臣は首相だそうですので、生殺与奪権は総理大臣にありますが、
本気で居直った木っ端役人のクビは簡単には切れない。
況や、法律の番人です。
なんだか、見てはいけない日本的権力構造の一端なんでしょうが、
最近の役人は気概がないから....

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