大好きな夕顔をお忘れですよ!と言われそうだが、
種類的には仲間はずれらしい。
花弁の形も違います(喇叭形ではない)
心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花
寄りてこそそれかとも見めたそがれにほのぼの見つる花の夕顔
なんとも優雅なイメージだけが独り歩きしますが、
夕顔の君とヒカルとの歌の交換によるところが大。
勘違いしそうですが、ヒカルのイケメンが夕顔の花に例えられています。
この艶めかしい歌の作者だから、夕顔姫(シングルマザーですがね)
夕顔って瓜の一種でして、カンピョウなんかの原料
現実はかなり幻滅する(^^)
朝顔は清楚なイメージしかないが、
昼顔ともなれば、淫蕩
さらに夜顔になると、淫蕩の果て...
上戸彩版の映画あるいはドラマは単なるドロドロ不倫劇でしかない。
オリジナルのケッセルの小説やブニュエルの映画版に対して
タイトルを剽窃するなんていやしくも映画人として恥ずかしくないのかねえ。
オマージュと言えばなんでも許される訳ではない。
昼顔の四十年後をえがいたのが、夜顔
かつては昼顔の異名を持つM系の高級娼婦が、偶然に昔の馴染み客と
遭遇。
もはや婆さんと爺さんだからおどろおどろしい事は
なにも起きない。
続編のように言われるが別物。
昼顔は詩歌に登場する事は稀
寺山修司の浜昼顔しか思い浮かばない。
朝顔といっても昼過ぎまで花を咲かせますから
現れる頻度が少ない。
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