新聞広告によれば
一葉から江國香織まで
近代日本120年の女性表現の全体像を
92名の作家....
この手の企画は、誰を入れたよりも、
何故この人を外したのか?に興味がある。
しかし、近代日本で選ぶべき女性作家が120人も
おられるのかねえ?...失礼ながら
少なくともオンナがヒトザルらしく生きる事すら
困難だった時代ですから、況んやモノ書きで自立なんて...
だからといって、家名に圧殺されたような山川登美子を
外すなんて暴挙だろう。
戦前は、白珠の君以外は、一葉さまと晶子だけ。
あとは作品よりもヒトザルらしく生きようと苦闘した
人生をえらんだような偏向的編成と言わざるを得ない。
彼女たちの人生の闘いには頭を下げますが、
作家としては歯牙にもかけない(文脈上お名前は略)
戦後はそれなりにラインナップは揃いますが、
百年後にだれが残るかな?
いや、プロパテントが生きている作家の
収録は難しいのよ。
えらびたくとも...
高村薫
須賀敦子
なんかは無理かも...
塩野女史は拒否しそうだな
版元は、六花出版
業歴十年足らずの神田の新参者です。
しかし、六花をリッカとよますのは...気取ってます(^^)
六韜とか六義園とか例はありますが、
六花亭
天保六花選
ロクが常用です。
マニアックな専門書が主体
この出版不況の下で大丈夫なのかなあ?
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