2019年8月4日日曜日

筒井真理子さんのよこがお



山梨出身だそうですから、あの「令和推奨」有識者会議の真理子さんと同郷。
並べるときっと不機嫌になるだろうなあ。
どっちの真理子さんが不機嫌になるかはともかくとして...

青山界隈の良家の坊嬢向けの学校で自堕落に青春を謳歌していれば
いいのに、たまたまの学生演劇に取り憑かれ、アタシの母校に転学。
芝居をやりたいからの入学ですから当然当時の社学。
第二文学部はもう募集していなかったのかな。
多分ですが学食、部室と演劇博物館以外の場所には詳しくない...と勝手に(^.^)

ムービーアクトレスというよりもテレビ女優ですから
加えて邦画はまず観ないからあまりよくは知らない。
フィルムグラフィを眺めるに、舞台は辞めたのかしら?
映像を探しているのだが、松本明子と漫才コンビを組んだ事もあるらしい。
たまたまみるともなしにみていた学生さんの自主製作映画に毛が生えたような
映画作品に出てまして...二、三分の彼女の出番だけが凛とした映画。
なもんだから主演第二作...見逃してはなるものか!

アタシが勢い込んで足運ぶ作品は大抵は閑古鳥さんが
鳴いている。
哀しくなる...といいたいが、まあこんなもんでしょう。


ヒトザルの顔は左右対象ではない。
似て非なるものをそれぞれにもつ...
真理子さんは誠実で信頼の厚い訪問介護士。
訪問先のJKなんかの勉強までみてあげています。
これが真理子さんの左の顔
しかし、右の顔は...
介護先の家庭に入り込み、性猟奇的な甥に手引きし、
獲物を物色する鬼畜オンナ

事件が発生
犯人は早々に逮捕され、被害者は事なきを得たが
メディアが書き立てる事件の構図とはこうなる。
無実の加害者
見出し受けする構図だから、大したことない割に
ペンゴロたちが騒ぎまくる。

真理子さん的には無実の被害者なのですが、
冤罪とも言えないヨタ記事被害の結果、彼女は全てを失います。
ここからはじまる彼女の小さな復讐..というのが映画宣伝の惹句

真理子さんはそれなりの名演だとはおもいますが、
鬼気迫るとか背筋が凍るまでには至らない。
なんせワキが貧相で孤軍奮闘だもん。
この稀代の名脇役の主演作なんだから、今迄お世話になった
役者たちは...冷たいねえ
まあホラーじゃないし、
ヒューマンサスペンスなる構図設定のミスかな?
つまりは監督さんの技量不足
省略が説明不足としか思えないし
思わせぶりが空回り
意余って力足らず...と紀貫之ならいいます。

二匹目のドジョウはいなかった

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