2019年8月8日木曜日

冷戦


オリジナルタイトルは、ポーランド語ですが、掲題の通りです。
昨今は勝手な意訳を排除することが公開条件になりますので、
倭国公開時は...コールドウォー
しかし、誰が考えても商売になりそうもないので、サブタイトルを

あの歌、2つの心

挿入歌の歌詞に因んで、四つの瞳、二つの魂 でも悪くない。

短尺ですが、短さを感じさせない(十数年間の愛の彷徨)
昨今は稀なモノクローム(逆に墨絵と同じでより色彩感が想像される)
恋愛劇の定番的構成(...君は心の妻だから、遠くに離れていても解り合える)

まあそんなこんなで、カンヌのパルムドールは逃したが、
それなりの栄誉には輝いた。

小さな小屋で一ヶ月近い上映は珍しい。
気にはなったが、辛気臭そうな恋愛モノって守備範囲じゃない。
しかし、何時迄も小屋にかかると気になります。

最終日に足を運んだ。
それなりに観客の支持を集めたって事
エンディングには異論がありそうだし、倭の監督なら
絶対にやらない湿度ゼロパーセント。
でも悪くない。
しかし、エンドロールの音楽が、ゴルトベルクのアリアかなあ?
劇中で主役のピアニストがショパンを演奏しちゃったから、
再度という訳にはいかなかったのかな。


この日「よこがお」(筒井真理子主演)でも
この曲が流れていました。



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