2019年8月22日木曜日

売国奴



最大級の非難罵倒語。
英語表現だと、叛逆者・非国民と同義らしいので、
やはり最大級なんでしょう。
だから、領土を売るってイメージがわるい。

広い国土を持て余しているくせに、北極圏の氷の島を
欲しがるのはどういう了見かしら?
地政学的な価値や諸資源にまつわる経済的価値もありそうですが、
所詮は値段次第。
デンマークにしてみても、高度利用ができてなくて、
定住者も数万人に過ぎない。
一人当たりのGDPは上位シングルクラスですので、
資産の切り売りをしなきゃならないほど落ちぶれてもいない。
歯牙にも掛けないのが当たり前で、
不満気な態度たるや小児病

そもそも領土の売買なんて19世紀的遺物
かつてアメリカンは、アラスカやルイジアナを購入しています。
思えばお安い値段。
同じ調子で買えると錯覚したんでしょう。

バブルの頃北方四島を一ないし四兆円で買えば...
実際は平和条約締結と抱き合わせの無償借款。
ブチまくる評論家がいましたが、本気ならば水面下でやりませんと
残念なことをしました。
そんな価値があるとは思えないが、ドブに捨てるよりもマシ。


領土を売ると言い出せば、冷静に算盤が弾けなくなる。
デンマークだって半永久的に無税国家にできるくらいの金額と
安全保障の担保をやってくれれば、悪い話じゃない。
あの大統領が取引先ならば、与信力ゼロだが、
合衆国政府ならば、コリアンのような卓袱台返しまでは...(^.^)


現代の売国奴はさにあらず。
得体の知れない外国人に資産売却をする事。
かつては一定の制限があり、その法制は失効してませんが、
実効力はゼロ
離島にかんしてなんか規制があったはずですが、
よく知りません。
規制強化をしようとすると、業界とその代弁者が潰しにかかる。
地方自治体は固定資産税は最大の自主財源ですが、
非居住者が所有者になると大抵は取りっぱぐれているそうです。
実際は不在管理者を設置することになっているはずだが、
意味をなしていない。
斯様な事態を放置している輩こそが現代の売国奴!


海外からの投資ですから、一概に禁止や規制すべきものでなく、
相互主義原則に従う事が大切です。
アメリカンの土地取得禁止なんかやってしまえば、
アタシがNYにペントハウスが買えなくなります。
と同時に戦略的に重要な地域には、所有者移転規制くらいは
国家の本道。

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