2019年10月1日火曜日

消費税が嫌われる理由



税の直間比率は、永遠の課題めいたものであり、
最適解はなく、その時の状況次第。
しかし、シンプルな間接税ほど有効なものはない。

直接税ならば、

収入(売上高)の捕捉
所得の算定

が難しくて、結果的に徴税吏が尻込みをし
893、同和、拝み屋なんかの税逃れが横行する。
直接税が適切に収納できるのは近代的な行政システムが
構築されている証しである。


消費税ほど素晴らしいものはない。
有償で財や役務の提供があれば、その対価に応じて
例外なく一律に税を負担していただく。
事業者が仮受消費税を誤魔化さないように締めあげる
仕組みだけを考えればいい。
有り体に言えば、厳罰化と業界団体請負制とか

生臭坊主も組長も教祖さまも贅沢な暮らしをすれば、
それに応じた税負担から逃げるわけにはいかない。
消費には累進性があり、消費税だって累進的なのだ。
貧乏人は削りようのない生活必需品の消費比率が高いので
苛烈な税制だというならば、
所得に応じて奇数月に現金振込を...
いや、有効期間付きのお買い物券を配布してあげる。
当然ながら
転売不可、風俗店使用不可、使用エリア限定

毎月の生活必需品消費額が20万
理想的には20%の消費税率ならば、
最低ランクの生活者には、八万円(隔月支給)のクーポンが
市役所から届きます。
なんだか、ベーシックインカムみたいな...
ここでいう生活必需品には現状非課税の家賃、医療費等を
含みますから、底辺生活者にとっては、無税国家だと
言うこと。


ここからが本論というか悪口両舌のたぐい
ざっくり言うと、所得上位一割が八割の納税額シェアのはず
おおくの民草は、ほとんど税金を払っていない或いは払う習慣がない。
または、源泉徴収だから税引き後の収入しか知らず納税実感がない。
そんな大衆に、レジがチャリンという度に税金をとられている...って
耐え難いわ。
今や外税表示ですから、レシートを見る度に税収奪に慄く。

社会の安寧や平和な暮らしの基層には税負担があるわけですが、
ややもすれば、税金の負担と過度の行政サービスの要求は反比例
しているように見えてしょうがない。
投資詐欺や悪徳商法の横行の度に、お金のはなしを公教育で
..とか
そんなことよりも教えることは他にある。
以前にも指摘した記憶があるが、高税率にも関わらず
社会に不満が蔓延しないのは民度
民度とは、国家の税の適切な使途への信頼である。

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