毅然と良い放てば、批判は収まる...と考えているならば、お門違いだ。
たしか、赤門出身のはずだが、教養は地に堕ちた。
少なくともこの局面での適語ではない。
通名で報じられるのは芸人だけでいい。
ザイニチの犯罪報道で本名を隠すべきではないし、政治家も知名度にもたれかからずに本名で堂々と政治活動をなさるべきだ。
今の男女共同参画社会実現の担当大臣が、夫婦別姓反対を表明したことに批判が集まっている。
かの「丸川珠代」議員としての信念や見解表明としては特段の論評はない。支持団体の意向もあるのでしょう...安部シンパだもん
しかし、担当大臣の姿勢としては実に「わきまえないオンナ」だ。
例えば、死刑反対論者が法務大臣になった。
在任中執行命令を決裁しない。
これが許される訳がないし、非難しない連中が理解できない。
これは、死刑制度への賛否とは関係ないこと。
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司法の現場では、死刑を求刑するあるいは判決を出すのに凄まじい葛藤の果て、司法制度を守る為にギリギリの判断を行っており、それが「法と正義」を担保する源泉である。
にも関わらず、彼らの労苦を無にするあるいは足蹴にするような大臣の所業は許されるものではない。
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かつて後藤田正晴法務大臣は、江田五月議員の国会質問(後藤田以前の法務大臣は死刑執行命令を決裁しないことが通例化していた)に対して、答弁というよりも後輩に諭すように語りかけ、あまつさえ審議後彼の元に立ち寄りこんこんと言い聞かせたそうな。
君は裁判官だったから、よくわかっているだろう...
政治家の矜持とはそういうもの
なお江田は後年法務大臣に就任したが、やはり死刑執行命令を決裁しなかった。
ならば、信念に従い大臣就任を辞退すべきだった。
父君はそれなりの政治家だったが、名を汚したような親不孝者だわ。
男女共同参画社会実現担当大臣は歴代で二十数名。
約半分が女性です。
アファーマティブアクションによるものかどうかは知らないが、政策目標が遅々として進まないのは、かように矜持の低い大臣の資質による処が責任の一端。
選択的夫婦別姓だけで事が進むわけではないが、通名が容認されているから夫婦別姓までも必要とはしない(最高裁のものいい)とかは詭弁であり、夫婦別姓が容認されないから便法としてまかりとおっているだけのこと。
特段夫婦同姓を否定するものでもないし、こんな普通の事がどうして容認できない。
ならば離婚した場合の復氏制度との整合性は問題ないのか?
政治家の通名使用は好き勝手にできるものではなく、一定の合理性の元にでの届出制である。
つまり、あいつらだけが選択的別姓の恩恵をこうむっているんですよ。
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