フレンチリーガルサスペンスは...小理屈がおおすぎる。
そもそもこんな事案(実話)が裁判になるとは信じ難い。
理由もなく妻が失踪した
十年近く経ち、夫の大学教授が殺人罪で訴追される
一審は無罪だが、検察は控訴
ドラマはここから始まる。
しかし、こんなものが....つまり、犯罪の事実が確認出来ないのだから、起訴状の書きようがない。
死体がない
動機が判らない
犯罪の日時場所方法が特定できない。
理性と論理を重んじる国とは思えない有様。
こんな国に、倭国の人質刑事司法を批判する資格があるのかねえ。
知らなかったが、フレンチも陪審員裁判のようです。
Conviction
法律用語的には「有罪を確信する自由心証」のような意味合いに使います。
実際には有罪の証拠はなかったと言うことですから、控訴審も被告勝訴。
これで有罪になるならば、司法ではない。
だからといって、真犯人の追及は始まる訳ではない。
警察としては当然のこと。
無罪判決は法廷上の真実に過ぎず、法廷は審理された以上の事には興味はない。つまり真犯人には興味はないのです。
それをわざわざ再捜査なんかしたら、今までの怠慢や懈怠が明らかになるだけ。
主張が認められなかった事は残念である....とだけコメントしておけばいい。
映画では、重要な証言を行った妻の愛人を疑惑的に描きますが....まるで「ロス疑惑」のフレンチ版ですが、
未だにのうのうと暮らしているそうです
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