あいつだけは総理総裁にするな!
記憶だけで書いたものですから出典を確認するため関連本をサーフィン。
しかし、断念しました。
記憶違いかもしれないので一旦保留し、今回知り得たことを備忘録として書き残しておこう。
安部寛....もしかして阿部寛
検索エンジンはお節介だねえ(^.^)
本来ならばもっと知名度が高くても不思議はない筈だが、忘れられた地方名士(大地主)にして夭折した孤高の政治家。
大政翼賛会に反旗を翻しながらも当選。戦後政治の世界で活躍するはずが残念な事に....
赤門に学ぶ長男がその意思を継ぐはずだったが、被選挙権がなくやむなく地盤を譲る。
一旦預かってだけ...とは言え権力の蜜の味をおいそれと返上する奇特な政治家はいない。
出馬した二代目晋太郎は下関の名門財閥の林家と議席を争うことになるが、山口県下の産業界で林一族を敵に回そうとする企業はおらず、一族郎党の奮迅の働きでやっと当選。
晋太郎は穏和な見てくれとは違い地盤看板カバンにあぐらをかく二代目世襲議員というようなヤワな存在ではなかったということみたいです。
だからという訳でもなかろうが、ザイニチ系の支援を受ける事になった。三代目とパチンコ業界の関係が取り沙汰されるが、元は二代目の金城湯地であり、単に継承しただけということ。
晋太郎の地元の当時の政敵は林義郎
その議席を引き継いだのが参議院議員の林芳正。
衆議院鞍替がウワサされる遠因はそれぞれの親の代の確執を引きずって、因果は巡ります。
晋太郎も父親同様志ざし半ばで病に倒れ、あとは神戸製鋼所勤務の次男が世襲する。
神戸製鋼所としては有力政治家の子弟をお預かりしたわけだが、預ける側は....あまり知られてはいないが、この会社は山口県に結構な規模の製造拠点を保有していましたから、それなりの計算があったことは容易に想像できます。
三代目というと....唐様で売り家と書くのが相場だが、
読書嫌いで映画が好きな凡庸ながら、祖父...といっても母方の「昭和の妖怪」と人柄のよかった父親の威光があって、位人臣を極めたのは慶賀の至り。
しかしなあ....彼だけが悪くて責任があるとは言わないが、一世代前の二世議員は構造的にまだしも、三代目ともなれば、すでに確立された家業政治家。
耳障りの良いことを言い散らかしてメディア露出し、醜聞にさえ注意していれば御家安泰。
口利きと集金だけの政治家に成り下がるばかりを「劣化」という。
だからといって、夜行列車で上京してきた叩き上げだから良い政治家という訳でもない。
性別による国会議員クォーター制度の議論よりも、世襲制限の方がはるかに政治の浄化には有意義だが....
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