2021年6月6日日曜日

不毛地帯の中のカポ

 


非支配層を狡猾に統治する方法のお手本は大英帝国の植民地統治にあり、同じようなシステムはどこにでもあったらしい。

分割(分断)して支配統治せよ。

ナチスの強制収容所での末端管理者は収容所の中からユダヤ人が選ばれて、端的に言えば支配上の鞭の部分を受け持ち、稀な多少の飴は親衛隊下士官が行ったらしい。
結果として同胞がいがみ合うあり様となり、同胞をより痛めつけてナチスの観心をかう輩も出てくる。
カポの語源はよく知りませんが、シチリアマフィアの幹部を意味する言葉ではないかと思われます。



シベリア抑留者の収容所に於いても同胞に過酷なノルマを課し、未達ならば食事を減らす...どころか厳寒の野外に拘束放置し、百名を超える死者を出した事件が発生したらしい

暁に祈る事件

夜が明け、うなだれた様のまま立木に縛り付けられたさまがあたかも「祈りの姿」....からの命名とも言われるがよく知りません。

報じたのはかの「反」日新聞社。

1949年のこと
なんだかんだの果てに、カポだった男は冤罪を主張し上告審まで争ったが、有罪判決確定

再審請求の可能性はないではないが、いまさら....

それに法廷上の真実と歴史的事実とは別物






どうやら、カポによる苛烈な処罰めいた事件はあったらしい。

そのリンチで百人以上の犠牲者が出たことはまことに疑わしい。

はやい話が、この手の報道で後年何度も繰り返される事になる自虐史観報道のはしりのようなもの。

戦地でありがちなあってはならない事件を針小棒大にディフォルメしたわけ。

のちに報道検証はやったらしいが「あやまち」を何度も繰り返すところを見れば、お茶を濁した程度で、堅牢な検証ではなく、糺すべきところを糺すような自己規律は働かなかったように思えます。



時間感覚における「暁」の話題が多少飛躍した(^^)


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