2021年6月29日火曜日

心療内科医の心配

 禁酒令や外出自粛令には一旦の合理性があるが、反作用だって無いはずはない。個人消費の縮減が経済に与える影響はさておき....不安心理にかき立てられて接種会場に殺到するのはいいが、長期的に身体に及ぼすかもしれない影響は不可知だ。

若者の反ワクチン志向...多くは真偽不確かながせネット情報に軽挙妄動しているだけだが、案外余命の長さからくる不安の本能的な反映かも知れない。これが理性的な合理判断なら未来は安泰だと言えなくはないが、とてもそうは思えないのは困った事。


さらに筋肉運動は心身を活性化させると言われる。逆に言えば「自粛という引き篭もり」はストレスと運動不足で脳機能を劣化させ命を縮める。

隔離施設から逃亡する....批難に値する行動には違いないが、より良く生きることへの本能の反乱だと言えなくはない。

隔離施設にだって、筋肉運動が出来る場の併設は不可欠だと言うこと。例えは良くないが、刑務所にすら運動場はあります。





筋肉運動というと、マシンが完備されたジムを想起するが、アスリートを目指したり一定の目的のあるトレーニングならいざ知らず、心身を活性化させる程度ならば、普通の家事労働を昭和のようにセコセコこなすだけで充分.....しかしキモは「昭和のように」にある。

実はアタマとカラダの全てを有機的に動かしていた最高のアクティビティが昭和の家事労働❣️


AI搭載の白物家電が全てを片付けてくれる....なんかカラダ鈍るし、する事ないからジムでも通うかなあ(^^)


なんとも奇妙な誤謬の風景


意味合いは多少違いが、トップバレリーナの森下洋子さん曰く、、、

一日カラダを動かさないと(練習しないと)自分で衰えを感じる

それが二日ならば、相方のバレニーノに分かる

三日ともなれば、観客ですら感じ取る。





不要不急の外出は控えましょう


身体活性化本能の元では不要不急の外出なんかありはしない。

家事や家の中の整理整頓だけじゃ得られない活性感を本能が要求する事もあるだろう。

それには不要不急...非日常的な外出が一番。

毎度のスーパーへの買い出しなんかよりも少し遠い新しいスーパーがいい。

刺激的な街中の徘徊も脳髄を揺さぶる。

ジムに通うなとは言わない。

アタシもかなりの期間マンツーマントレーニングをお願いした事もあるが、ある程度メソッドが理解したのでおしまいにした。




元都知事の某氏は教壇に立った経験に照らし、医学生の中で優秀なのは感染学を目指さない...とかなんとか嘯いたらしいが発言の適否は知らない.....

少なくとも「手術は成功したが患者は死んだ」みたいな外科医のジョークでは困る。



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