2021年6月17日木曜日

雛罌粟

形容詞的に「雛」がつけば、ヒナゲシ 途端に舌足らずで貧語症な...そのくせ鼻っ柱だけは強いイヤなオンナを思い出すし、昨今はさらに...反香港民主派の走狗なんだが、、、 なんとも、あの香港の女神と紛らわしい 罌粟のイメージは良くない。 阿片、麻薬とくれば.... しかし、雛罌粟はコクリコである。 知らなかったが仏蘭西語だって あの鉄幹と晶子の相聞歌 晶子のこの歌ばかりが有名ですが..... ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌粟 ....われも雛罌粟 相聞歌はセットで味わうもの.... つまり「有名」なのは、鉄幹の前座歌があってこそ.... 罌粟咲きぬ 思ふは低き屋根裏の 夕焼けに寝て ....吸ひし唇 巴里滞在中の鉄幹を訪ねた晶子との半年ぶりの再会 まあ、、想像はさまざまですが、 なんとも淫靡な雰囲気が漂います。 混ぜ物ばかりの麻薬のような陶酔感かしら 本当にこの夫婦はエロだ。 いまならエロサイトに秘め事画像を投稿するようなものですよ 芸術に羞恥心は無縁なんだ かの某医大出身のエロ作家が、評伝のタイトルに この晶子の絶唱を使ったのはけだし卓越したセンスである。 このあたりのセンスだけはすばらしい この評伝は、角川の野性時代で読んだはずだがすっかり忘れましたが、改めて読む気にもなれない

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