2021年6月7日月曜日

「間違った」お別れ

 


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おはなしは駄洒落と憤激から....


スペルにWが付けば「間違った」

一般的には「長い」を頭に思い浮かべるが、矢作俊彦なるハードボイルド系作家は何を考えたか....アタシからすればオマージュではなく冒涜だわ!

タイトルに惹かれて読み出したアタシが馬鹿

..どころか、、読書人として恥いるわ。



名作「Long Goodbye 」を大胆にメイクして映画化したのはロバートアルトマン。

賛否両論の激しい論争を引き起こしたが、今や古典的名作の誉れも高い...原作に対するリスペクトとはこんなことを言う。

その後誰も映画化をやらないところをみれば...アルトマン版をみちゃうとまあ自信をなくすのですよ






時代設定は70年代のような、、、ペットの三毛猫が同居人。結構ワガママで夜中の三時に飼い主を叩き起こし...お気に入りの「カレー印のキャットフード」でないと口にしない。

ハードボイルド系の私立探偵はハードリカと煙草が好物だが、この私立探偵はあまりドリンカーではないようだが、チェーンスモーカー。

改めて早送りで確認してもいいが、煙草を口にしていないシーンは皆無に近いかも(^^)






字幕版を作った方は篠原有子さんなんだが

Philip Marlowe.....は「マーロウ」でしょう

マーローはないと思いますよ。

オリジナルの音源だってマーロウに聞こえます。


因みに「カレー印のキャットフード」を探しまくりましたがよくわかりません。

有名な台詞は出てきませんし、ストーリーも相当改変している...映画化というより二次創作に近い。



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