2021年9月14日火曜日

各馬ゲートイン(2)

 ゲートにはいるかどうしようか...優柔不断な馬たちはさておき、三頭立てになるだろうって事。

アタシは党員や党友でも議員でもないから投票権はなく、観戦するしかない。

さあ投票権者は何を考えるのだろう...
総裁選挙ですから「政党の最高指導者」を選任するにとどまり、政党とは任意団体あるいは権利能力のない社団法人に過ぎない存在なんですが、およそ自民党に関しては自律的に総裁すなわち総理大臣を意味する。
つまり、総裁選は総理大臣選挙に他ならない。
従って理念的には「自民党の党首よりも日本国の総理大臣に相応しい」.....方を選ぶという投票行動が理に叶うのだが



むかし話
業界内でのある会合の一コマ
気位高めな業界のさらに上から目線なリーディングカンパニーの社員曰く
我が社では(この時点で同じ空気を吸いたくない気分で一杯。使用人の分際でさほどの持株数でもないだろうに、、)我が社の社長に相応しい人を社長に選ぶのではなく、経済界のリーダーに値する方を社長に任命している。

豪語!とはけだしこの事

なんのてらいもなくサラリと言ってのけるところを見ればそれが社内の当時のコンセンサスのようです。

確かに「財界総理」らしい人物を何人も輩出していましたから....まあそういう大乗的見地からの人事だったんでしょうとは思います。


しかしなあ....この(業界では「呉服橋」とあだ名されています)会社は事業環境の変化への対応力を失い、慢性的な内臓疾患によりろくに配当金は出せない、労働条件は切り下げる、社会への貢献も出来ない....「過去の栄光」だけの会社に成り下がりました。

無論「就活」をしないとロクでもない学生さんしか集まらない...ここで言う就活とは「就職ではなく就人」活動のこと(^^)

まあ「鯛は腐っても鯛」ですから、未だに三菱村の高級ビジネス街に拠点があります。


人材登用に於いて経済界最適と個別企業最適は必ずしも一致しないと言うことです。

世の中キレイゴトじゃ前にすすまないのは百も承知だし、目先の利益も大事なんですけど、少しくらいの自負心なり義侠心をだしていただけると.....

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