かような主義主張をまとめてとりあえず「全体主義」ということにしますし、かような主義主張の担い手らしき方々を「◯◯スト」とレッテル貼りをします。
明らかにいまでは、ネガティヴレッテルです。
呼ばれて喜ぶのは反知性的なネトウヨくらいですが、多分ですが、彼らは確実に概念規定が出来ない。
なもんで改めて、アンナアーレントの名著「全体主義の起源」を参考に頭の体操でも....
昔はこんなことをしなくてもよかったが、昨今はメモ書き程度にまとめ文章を書かないと頭の整理が出来なくなった(^^)
全体主義とは....個人よりも全体(国家なり共同体)が優位にあり、それを徹底追求する考え方なり運動論なり体制組織だとされます。
名題のようなもの凄いものだけが全体主義だと思うのはたぶん違うような気がする。あちこちに全体主義「的」な萌芽が見え隠れしているのが昨今
倭人には単純に「体育会的」と言ってくれるとすんなりと頭に入る。
つまりはカリスマ的な教祖めいたリーダーがいなくてもそこら辺に存在する忌まわしいものなんです。
特段たいそうな思想性は求められない。ウケ狙いの虚構が空気のように蔓延したり、あるいはするように情報操作がなされればよい。あとは思考停止となった「小さなヒットラーなりスターリンやら毛沢東」が誠実に「凡庸な悪」を実践してくれます。
昨今はこれを「同調圧力」とも言います。
思考する少数派は、必然的なサイレントマイノリティにならざるを得なくなる。悪意を自覚しない集団的圧迫ほど恐ろしいものない。
極端な例だが、関東大震災の時の自警団の蛮行を思い浮かべればわかります。彼らは善意であり、誠実に「鮮人狩り」をやってのけたのです。
To be continued
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