2021年9月25日土曜日

首相公選(1)

 自民党総裁選の度に湧き上がる議論ですが、論者の本気度は疑わしいし、昨今は政治参加の機運も薄れたのか斯様な論議も見かけなくなった。


現行の議院内閣制をいわゆる大統領制に置換することは統治システムをかなり変更する必要があり、何をどう改定するのが、そもそも大統領制が倭国の政治風土や社会意識に合致するのか?って

モノは試しにやってみよう....なんて事の失敗は、二大政党体制やら官僚人事一元化とかで苦く経験済み。

どんなシステムにも一長一短があり、要は使い方なり使い手の技量次第だし、ムードだけで走られると困りますなあ。



単純にはこの条文改正だけなんですが、憲法改正のハードルの高さを思えば、革命でも起きない限り無理だろう.......いう事で、雨で徘徊できないもんで頭の体操だけをやってみた。



まず今回の総裁選には過去二年間党費を納入した自民党員等百万人余りに郵送投票権があります。

投票率は知りません。

しかし、国会議員投票数と同数が党員等にドント方式に与えられるだけですから、これを「一票の格差」と言うならとんでもない選挙制度であり、識者が党員等の投票行動の影響度云々というが、候補者が乱立し決選投票なる事からすれば、そもそも限定的なはなしである。

しかしながら、党員等の投票権のウェイトを過度に高くすれば、議院内閣制の骨幹を揺さぶることになります。



さて、アタシの提案は...現行の議院内閣制に影響を与えない「国民投票制度」の実施


衆参両院議員には内閣総理大臣候補者に選ばれる権利を与えます(今でもあります)

候補者に立候補した議員の中から複数の内閣総理大臣候補者が選出されます。

得票数の上位三人とワイルドカードで誰か一名が候補者になります。

なお、国民投票で候補者に選出されなくても内閣総理大臣に選出することは排除されません

以降は現行通りの運用となります。


細かいところは色々あるんですが、、、一番の難点は




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