名題は、ヨウチョウレイロウと読みます。
エレガントな女性に対してのみ形容として使用されるべき言葉。
エレガントとは「官能的だが下品では無い」を傾向的に意味しますが、語義的には....難しい事ではなくて、漢和辞典を開けは済む話(^^)
実例をあげれば...式子内親王
むかしは「シキシ」と読んでいたが、最近は「ショクシ」かなあ?
後白河天皇の皇女で斎院。
俊成に師事しましたから定家の兄弟弟子。
定家は身の程知らずにも恋炎に身を焦し...と伝説にはある。身分違いは絵になるが、なんせ美女に醜男の組み合わせですから、、、
歌人(女流)としては最高峰
百人一首にも採用されていますが、ほかと同じで彼女の代表作ならばもっとマシな歌があるだろう。
しかし、定家への贈答歌と言われますから、かの醜男はこの歌以外は眼に入らなかったに違いない
和泉式部ほども激情奔放ではなく俊成女まででもない抒情型の技巧に宮内卿の理知性を内在させたのが、式子内親王の歌風と教科書には書いてます。
実に素晴らしく、窈窕玲瓏とは歌風そのもの
しかし、凝りすぎて多少息がつまるのよ。
六条御息所に手を焼いた光源氏の心境が、、、実によくわかります(^^)
でも信じられないような「素直な」うただって
夕立の雲も
とまらぬ夏の日の
かたぶく山に ひぐらしの声(新古今 夏部)
なんともスッキリとした爽快な....富士桜高原麦酒謹製のピルスナーの一気飲みって感じ(^^)
今年の夏は、、、いや秋口もそうだが、夕立くらい毎日でも降ってくれると気分がシャワー感満載。
しかし、こう毎日が長雨っぽいとうんざりする。
巣籠もりをしていなさいって、、知恵のない愚策の連発(というほども対策を次から次へとうちだしてはいないが)に対する天の配剤に違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿