2021年9月11日土曜日

辻久子さん

 存じ上げなかったが、七月にご逝去された由。


ご高齢だから、引退状態だった
関西派音楽家だから


....あまりニュースにならなかったのかアタシが見落としたのか




まあ天才少女と言われた時代以降一番話題になったのが、自宅を売ってストラディを買ったこと。

西宮市内の戸建だと思いますが、売却代金が3500万円なり!ウィキによれば、バイオリンの価格が三千万円だったよし。

いまからすれば、タダみたいなお値段です。


今時のソリストならばその程度の値段の楽器を使っているのが当然で、ストラディならば最低でも億円の単位

最高価格で十億円強(チェロやビオラはさらにお高いそうな)

千住真理子さんのデュランテの購入価格は不明とされますし特段詮索する気もない。

日本人ソリストでも結構な数の方がストラディをお使いです。

多くはアタシでも知っている有名音楽家ですし、半分近くが自己所有。

しかし彼女が貸与品を使用中?って例もあり、ポリシーとは思い難いので楽器との巡り合わせなのか、パトロンに恵まれないのか.....

千住真理子さんの場合はたまたま金融機関の融資方針に合致した僥倖だそうな。




ゲスなアタシは更に勘ぐります(^^)

あのストラディは誰の手に....

歳下の旦那様はまだ御存命ですが、お子さまはおられないらしい。

辻久子さんは音楽塾も運営されていましたが、プロ養成みたいな凄い教室なんでしょうねえ

お弟子の誰かが彼女の遺髪を継いで、ストラディに相応しい音楽家に成長してくれるならば....


改めて 合掌




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