2023年6月21日水曜日

世襲三代

 以下敬称は略します。




数多くのジャーナリストがあれこれ書いてくれているが、肝心の事が分からない。

どんな経緯があって婚族となったのか?


江戸末期から明治の時代は「家制度」今と違って多産多子ですから、長男が家督を継承し、以外は分家を立てるか養子口へ。

政治家系として議席継承には「三ばん」さえしっかりしていれば、さしたる苦労は無かろうものを、、、


岸・佐藤、安倍なる地縁だか血縁で結びついた政治家系。いつまで「世襲」が続くことやら


政治的「世襲」の明確な定義が有るのかどうかは知らないが、血脈の継承を担保に議席のリレーが行われていることだとしてみよう。

知る限り、この長野県の家系が最長不倒だと思います。


小坂善之助

小坂順造(善之助の長男)

小坂武雄(同じく次男)

小坂善太郎(順造の長男)

小坂憲次(善太郎の長男)


第一回衆議院選挙以来議席を世襲してきた稀有の例。

途中に空白期があったり参議院や貴族院に鞍替えしたりもしていますが、、、、それでも四代目で「売り家」となってしまった。




安倍家は、、、多分三代でお終いかも?

安倍寛は、大政翼賛体制に批判的ながら当選した帝大出のリベラル派。健康に恵まれず挫折。その不幸は総理総裁まであと一歩だった晋太郎にも「受け継がれ」....そののちの晋三の不慮の事件もまた然りかも。世が世なら、岸、佐藤も含めて養子縁組で血の継承を図るところだろうが、、、残念ながら少子化の時代だし、家制度もなくなれば、いくら家業とは言え嫌なものはいや。

とりあえず議席は家の子郎党だか誰かさんが継承したものの、山口の衆議院議席は減るから参議院中国ブロックに回るしかない。このブロックは減員選挙区が他にもありますから名簿上位にプロットされるのは本選挙当選よりも難しいらしいですよ。

選挙区も定数もなくなれば、、、まだ「売り家」があるだけでもましなんだが.....



佐藤家は、佐藤栄作、佐藤信二と世襲され、、、実は知らなかったが、信二の一人娘の旦那さんである阿達某は参議院議員当選三回の還暦オトコ。佐藤の看板背負うのが嫌だったか効能がないと見切ったか、、、、世襲三代目と言えなくもないが、佐藤家中興の祖となれるかどうかは、、、分かりません。

まあ三日見ざれば刮目すべきなんだがなあ



岸信介の家系は誠に複雑で、、、

岸家から信介たちの父が佐藤家の分家に婿養子に入り、次男信介、三男栄作が生まれたが、信介は元の岸家に養子縁組に出される。信介の長男には息子がいない為、信介の長女洋子の嫁ぎ先の安倍晋太郎の次男信夫と養子縁組。信夫は世襲議員となるが病気引退で長男信千世が議席継承。これで世襲三代目。

つまらない話題先行なんですが、ネットでは「信千代」と書かれていることが多い(^^)

先ずは閨閥つくりの嫁取りと雑巾掛けに励むことでしょう。



そう言えば、あの翔太郎クンと生年は同じ。おなじ学窓らしいから切磋琢磨して国民と国家のために粉骨砕身して、、、、

しかし、、、、、段々に「鷹のトンビ化」傾向にあるように見えます。






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