2023年6月4日日曜日

21世紀の20世紀の神話

 ナチスの理論的指導者のひとりと言われたローゼンベルグの著作の名題だけを借用します。



稀覯本のたぐいで古本屋さんでは結構なお値段。

書庫の奥にあれば売り飛ばすのだが、、、

無論、買う気も読む気もないが、漏れ聞くにこれまたよくある「世の中には三つあります」論らしい。

ユダヤ的、ローマ的、ゲルマン的.....

最後が一番!だと言う展開は言うまでもない。


しかし、普遍的には二十世紀の「三つの神話」とは


ベルリンのファシズム

モスクワのコミュニズム

NYや倫敦の自由主義(デモクラシー)


少なくとも21世紀を迎えたところまでは「勝負は決着し歴史は終わった」はずだったが、、、、


大革命のテーゼ(自由、平等、博愛とか公平やらの民主主義の理念)は今や色褪せ綻び、死に絶えたはずのファシズムやコミュニズムが形を変えて蠢いている。

地球上のヒトザルの数だけみれば、自由主義派は必ずしもマジョリティとは言い難い。


いやいや、民主主義だって形を変えつつある。

トランプやデサンテスのデモクラシーは建国の父たちの思念に合致しているのかねえ、、、いやいや正統な理念の継承者だと思い込んでいるだろう。

しかし、自由と放縦は同じものじゃない


人のことはどうでもいい。

草莽の民が幾多の血で贖った自由民権は、、、いまはどうなってしまったのだ。



良くないとはおもうんだけど、、、アタシ一人じゃ世の中変わらないし

その通りです。か細い葦は風に揺れるしかない

しかしコレ(以下の事)もまた「その通り」なんですよ

黙認し意思表示をしなかった結果を受け入れるのはアナタだし、アナタの子や孫もその不都合な結果を甘受せざるを得ないのですよ

それでも良ければ投票日当日はひねもすお馬鹿テレビでも見て過ごしてください。



全ての民草に主権(権利能力)があるべきことは間違いとは言わないが、権利行使を全ての民草に認める必要もない。

だから、民法典では

権利能力

意思能力

行為能力 を分別しているでしょう。

だから、参政権だって、、、、


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