個人的な体験としてかような発言を聞いたことはない、、、が、ありげな話だ。
医界だけを標的にしている訳ではない。
本末転倒して保身と自己弁護に走るエリートはどこの世界でもいる。
功名心とは、かくも災禍をもたらす、、、
群馬大学医学部附属病院で開腹を含め腹腔鏡手術でバタバタと患者を死なせた(殺した?)手術が明るみにでたのは2010年代中頃。
執刀医は、、、一部ネットには開示されてますが公式報告書では仮名扱い。だからアタシも嫌々ながら名前を伏せますが、、、未だに医師免許でメシ食ってるらしいからかなり驚愕
群馬大学は入学偏差値的には中堅クラスの医学部だが、附属病院は北関東での中核医療機関らしい。
腹腔鏡手術はアタシも経験がないではないが、保険適用できるような「枯れた分野」でないと危なくて仕方がない、、程度の知識はある。
よくまあ、胆管肝臓膵臓の区域切除なんかに功名心だけの若手ドクターに命を預けるもんだ。
結果凄まじい失敗の山。
珍しく読売新聞の調査報道的なスクープ。
著者である記者は新聞協会賞の栄誉に輝きました。
世の中には、いろんなタイプのヒトザルがいます。
能力のある奴、ない奴
自己顕示欲の強い奴、匿名の情熱の持ち主
これを四象限マップに正確にマッピングできれば、アナタは人事部長ができる(^^)
無能で自己顕示欲の強い奴はさっさとクビにすべきだし、無能ながら自己顕示しないのは武士の情けでその辺の雑用がかりで飼い殺しでもいい。
有能ながら匿名の情熱の持ち主こそ国の宝(まずいないが、、、アタシくらいかなあ😁)
問題は「能力があって且つ自己顕示欲も強い奴」
一見耳目は集めるしメディア受けもしそうですがこれこそ「良さげの皮を被った亡国の臣」
この大量「殺人犯」とかわりないドクターですが、どうも腕が悪くて、、でも功名心は高かったと高梨さんの著作からは読み取れます。
地縁血縁学縁で大事にされてきたようですなあ。
これらを特段全否定はしないが、こんなものよりも大事なものがあれば、当然優先すべきものはある。
名題の通り手段と目的を取り違えると、あとは不幸と荒漠とした未来しかない。
それで、この附属病院の今なんですが、著書によれば開かれた風通しのよい病院に変貌しつつあるとの事。これは慶賀の至り。
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