読んだ記憶があるのだが、勘違いだ。
コーデリア・グレイ嬢は司法職員ではなく、プライベートディティクティブだった。
どちらにしても「オンナに向かない職業」なんだ、、、と刊行当時は当たり前
向き不向きって性別に関係なく人それぞれだろうが、肉体的負荷の高い職業は、はやり不向きとまでは言わないが、負け試合が多くなるからやっぱり敬遠される。でも肉弾戦だけが要素技術ではないから、己の才能や才覚を発揮する場はオトコ社会にだってあるはずだが、、、
倭國の女性司法職員の比率は10%内外。幹部職員ともなれば(言葉悪いが)ゴミ程度しかいない。
しかし、考えようで多少の体力と愛嬌に自信があれば目指すは警察庁!
暗黙のアファーマティブプログラムがありますから、辛抱して大過なく努めれば、警視監はともかく警視長までは、、、中堅県警本部長にはなれます。
天下り先には事欠かないし、瑣末な交通違反の握りつぶしくらいな、、、これはよく知らない(^^)
しかし、警察の花は現場捜査の第一線の下士官、、、階位ならば警部補かな?
フロントに立つ女性警部補って、そういません。
警察ミステリーでも、有名ところは姫川玲子と八神瑛子、雪平夏美くらいかなあ?
どういうわけだが、姫川玲子が大のお気に入り。
あの竹内結子が演じて、、、ちがうなあ、姫川玲子の役を演じたから竹内結子が好きになったのだ。
なんとなく「好きだ」って、優れて非論理的でアタシの許容範囲ではない。
過日、やっと理由が判明した。理由に多分間違いない。
姫岡玲治
知る人も少なくなっただろうが、近代経済学の泰斗である青木昌彦氏の若かりし頃(60年代の共産主義者同盟、、俗に言うブントの理論的指導者だった)のペンネーム。
当時の彼の論文は、、、鳥肌立つ程に凄かったのよ
無論両者に関係はないと思うが、、、ノスタルジアな近親感を覚えてしまうと、もう足抜きが出来ない(^^)
姫川玲子シリーズの最新作
買って読むようなものでもないが、、、、
結果、、、その通りだった。
中村文則の純文ミステリーを読んだ後だから、程度が低くて、、、ねえ(^^)
でも、ナンチャラ慰安婦の虚報で人生を狂わされた男女が、その大マスコミの元凶を返り討ちにする。
小説の中では「朝陽新聞」だって、、、聞いたような名前だ。
大義のためなら造反有理の何が悪いってのがアタシの個人的読後感、、、モデルとなったらしい新聞社は、1918年の白虹事件で潰されるはずだったのに。なまじっか媚びて日和って政権に阿りいきながらえてその後どんだけ国益を損なったことか。
早晩、、、今でもそれに近いが、不動産屋が細々と新聞も発行するんだろう。
その頃に、まだ読者がいるとは、、なんともしんじがたいが
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