デビュー70周年記念作品だそうです。
初回作の設定は1954年
もはや「戦後ではなくなる」頃に原水爆の恐怖を背景に倭國を壊滅的打撃を与える展開。
この記念作品もその辺りを頭の片隅に、1945年から47年を舞台としますが、そんな最終兵器問題よりもある意味でポリティカルな展開となります。
前作の「シンゴジラ」よりはお手軽(つまり安上がり)ですが、
当てにならないアメリカン(他人の為に血は流さないのはわかり切った事)
政府も役立たず(警察予備隊が設立したのはこれ以降ですから致し方ないが)
なんて「嘲り」を背景に、腕に覚えのある民間人(元軍人)や経済人が滅私的ボランティアで対ゴジラ戦に立ち上がる事になります
しかし、あんな方法ってかなり荒唐無稽(初回作のなんとかデストロイヤーもよう分からんし、、、シンゴジラの血液凝固剤に至っては意味不明)なんですが、三度目の敗戦は占領軍にも政府にも頼らず辛うじてしのぎました。
何ちゃって、あの幻の局地戦闘機「震電」の活躍は、往年の軍事オタクには実に嬉しい。知る限り映画はデビュー戦ですよ(^^)
因みに、その時々のランドマークをゴジラが破壊する、、、破壊する事でランドマークの地位を確実にするってお決まりなんですが、和光銀座や日本劇場は当たり前のように登場しました。
何にしましても、次回作のつなぎもありますから「ゴジラは永遠に不滅」なのです。
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